ホワイトニング専門歯科・歯科医院で行っているホワイトニングと、当店を含めたセルフホワイトニングサロンで行っているホワイトニングには大きな違いがあります。どちらにもメリット・デメリットがありますので今回はその違いをご説明します。
もくじ
歯医者さんのホワイトニングの特徴
コンビニよりも数が多いと言われている歯科医院。医院の中の過ごしやすさや歯医者さんの腕は千差万別です。敷居が高いといわれているホワイトニング専門歯科・審美歯科のホワイトニングはどのような仕組みになっているのでしょうか。
使用する薬剤は?
歯医者さんのホワイトニングでは、「過酸化水素」を主成分とした薬剤を使っています。過酸化水素・・・と聞いてピンと来た方もいるかもしれません。過酸化水素はオキシドールの原料にもなっており、強力な消毒成分と漂白成分があります。
過酸化水素は、濃度が6%を超える水溶液が劇物として指定されている強い作用を持つ成分であり、ホワイトニング専門歯科のホワイトニングでは30%以上の濃い過酸化水素が使われています。これにより、強力な漂白作用が歯に働きます。
1回の効果はどのくらい?
ホワイトニングの効果が決まるポイントは2つあります。1つはホワイトニング薬剤に適正があるかどうか。これは「やってみないとわからない」要素が大きく「100%、〇〇トーン白くなります。」といったことは申し上げられません。
もう1つは薬剤を歯に塗った後に光(レーザーやプラズマの医院もある)を照射する時間の長さによります。特にホワイトニングが初めての方にありがちなのですが、「1回でどれくらい白くなるのだろう・・・?」と思うことです。効果の出る程度は、光を当てる時間や回数に概ね比例するため、施設を比較する要素の一つとして光を当てる時間の長さに注目することが大切です。
当サロン(歯科医院以外)のセルフホワイトニングの特徴
東京都内にはセルフホワイトニングサロンは100店舗以上あるといわれています。歯科医院の数は10,000以上ありますので、約100分の1の数です。Whitening meも歯科医院ではなくセルフホワイトニングサロンです。
使用する薬剤は?
セルフホワイトニングサロンで使用している薬剤の主成分には、「酸化チタン」「ポリリン酸」など数種類が存在します。当サロンでは食品にも使われている安全性の高い酸化チタンを主成分とした溶液を使用します。
酸化チタンは、LEDの光を当てることによって光触媒として反応を起こし、表面の汚れを分解します。本来の白さまでは汚れを落とすことができますが、コピー用紙のような真っ白にすることはできません。
1回の効果はどのくらい?
歯科医院のホワイトニングと同じように、汚れが落ちる程度は溶液への適正・溶液の質・LED光の照射時間によります。当サロンの場合は、溶液の適正は照射が終わった後の歯がどの程度汚れが落ち、反応の白い筋(数十分で消えます)が出ているかどうかで判断をします。
また、LED光の照射時間を1回の来店あたり30分以上(来店から退店までの時間ではなく照射時間です)かけることで、約92%のお客様が溶液への反応と共に「白くなった」と実感して頂いています。
なんで安いの?
セルフホワイトニングは安すぎて不安・・・そのようにお考えのお客様もいらっしゃいます。酸化チタンの薬剤は、歯科医院の一部でも使用されていて身体に悪影響はありません。
当サロンのホワイトニングが安い理由は、医療行為を行わない「半セルフホワイトニング」方式にして、人件費などの余分な経費をカットしているからです。半セルフとは、重要な作業は専門スタッフが行う代わりに簡単な作業をお客様自身で行っていただくホワイトニングです。どなたでも簡単に行えます。
また、当サロンはお客様に心地よくプライベートな空間を過ごして頂くため、お客様の人数を限定してお客様の回転率を無視して営業しています。そのため1日に多くのお客様をご案内することはできませんが、1人1人のお客様に満足して頂けるよう心がけております。
歯科医院やホワイトニング専門歯科の料金は【高い方が安心】できる
歯科医院と当サロンのセルフホワイトニングの違いまとめ
歯医者さんのホワイトニングとWhitening meのセルフホワイトニングの違いをまとめました。
歯医者さんのメリット
- 何回も通うことで少しずつ真っ白な歯を目指すことができる
- 最初から最後まで歯科医師もしくは歯科衛生士が施術してくれる
- サロンに比べ医院数が多いため通うのが楽
歯医者さんのデメリット
- 痛み・しみ・術後の後遺症が見られ、続けるための苦痛や制限がある
- 保険適用外で価格が高いが、確実に効果が出るわけではない
- 歯を痛めることがあるため、一部の歯科医師は過酸化水素を使うことに否定的
セルフホワイトニングのメリット
- 照射時間あたりの料金を比較して選ぶと安く施術できる
- 歯を傷つけないだけではなく抗菌殺菌機能により、虫歯菌・歯周病菌の抑制ができる
- 長くLED光を当てることで1回の来店ごとに白さを実感できるため、毎日のケアにやる気が出る
セルフホワイトニングのデメリット
- 店舗数が少ないため、近くに無い場合は不便になる
- 施術を一部セルフで行うため、説明が不十分な場合は戸惑うことがある
- 照射時間あたりの価格を明記していないサロンがあり、価格の比較が難しい
(セルフホワイトニングサロンのメリット・デメリットは一般的なものではなく当サロン独自のメリット・デメリットが含まれています)
歯科医院(医療法人)と共同開発したセルフホワイトニング
そもそもセルフホワイトニングが無かった時代では、ホワイトニング専門歯科の先生にとってホワイトニングには大きな苦労がありました。
過酸化水素のホワイトニングは大変
皆さんは、なぜホワイトニング専門歯科・歯科医院のホワイトニングの料金が高いかを考えたことがありますか?
病院だから?保険適用外だから?料金が高い理由は、大きくわけると3つあります。
- 経験豊かな先生・歯科衛生士の人件費が高いから
- 薬剤などの原価が高いから
- 痛みやしみが起こる可能性があるため、患者さんが何回も通院しないから
ホワイトニング専門歯科・歯科医院などで行うホワイトニングは、過酸化水素を使用しているため必ず資格を持った先生もしくは歯科衛生士さんが患者様の口に薬剤を塗る必要があります。経験豊かな先生や衛生士さんのお給料は一般的なお給料と比べると遥かに高いため、(時間あたりの)人件費が高くかかります。
次に、過酸化水素を主成分とした薬剤は、セルフホワイトニングの溶液と比べて非常に原価が高いです。原価が高いモノやサービスは売価も高くなるというのは当たり前の原理ですね。
最後に、痛みやしみが起こる可能性があるために、患者さんが何回もホワイトニングに通いづらいという欠点があります。痛みを抑えるために、ロキソニン等の鎮痛剤を前もって飲んでからホワイトニングを行う医院もあります。使用する患者さんの数が少ないと、患者さん一人あたりが負担する金額は高くなってしまいますよね。
このように、歯科医院やホワイトニング専門歯科では、大変な苦労の元にホワイトニングを導入しています。過酸化水素は劇物に指定されているほど危険な液体なので、過酸化水素使用のホワイトニングの施術者には技術が必要です。経験豊かな先生・衛生士が行う施術の料金が高いのはとても当たり前のことで、料金が高いことで安心できるのです。
歯科医師の想いが詰まったセルフホワイトニング溶液
歯科医師の先生の本来の目的は「虫歯や歯周病を減らすこと」そして審美歯科では「歯の見た目を良くすること」が目的ですが、なかなか患者さんにホワイトニングが定着しない・・・そんな中生まれたのがWhitening meのセルフホワイトニングです。
皆さんは”8020運動”をご存じですか?日本歯科医師会が提唱している”80歳になっても、20本以上自分の歯を保とう”という運動です。まず私たちは歯科医師の先生方と協力して、8020運動に沿った「虫歯や歯周病を減らす」ための新しい抑制歯科の方法を研究・開発しました。その抑制歯科の一つの方法が5年前に完成したWhitening meのホワイトニング溶液の原型です。当時は、酸化チタンに特殊なLED光を当てることによって起こる光触媒作用がもたらす抗菌・殺菌・消臭機能を活かした予防歯科として提案されていました。
予防歯科の一つの方法として提案された酸化チタンを主成分とした溶液には、”抗菌・殺菌機能”に加えて”汚れ分解機能”があることで、審美の面でも有用なしくみと成っていきました。セルフホワイトニング溶液はまだまだ発展途上で研究を重ねる必要があることは事実です。そのような中で当然、セルフホワイトニング溶液は安全で、しっかりと汚れを分解しなくてはいけません。私たちは日本一安全で効果が発揮できる溶液を目指して研究・開発を重ねた結果、5年間で7回の改定を経て、溶液の機能を高めることに成功しました。もちろん今も変わらず、惜しみない研究と開発を続けております。
「歯を白くしたいという気持ちから、歯周病菌を抑制できる」
Whitening meは、多くの方の素敵な笑顔と歯周病の予防に貢献できるように、これからも安心してお越し頂ける施設を目指します。
まとめ
このように歯科医院のホワイトニングにも、セルフホワイトニングサロンのホワイトニングにも様々な特徴があります。大切なのは、歯の健康を守る安全性と溶液の効果です。この2つを守れば安心で費用対効果の高いホワイトニングができます。いつまでも白くて健康な歯を目指しませんか♪