過酸化水素を使用したホワイトニングでは、痛みや後遺症が出ることがあるようです。刺激が強いホワイトニングはリスクを理解した上でのご検討をおすすめします。ただ今ホワイトニングお試しキャンペーン実施中!1回のご来店で白さを実感したい方におすすめです。
もくじ
ホワイトニングの痛み・しみ・後遺症の原理
歯科医院やホワイトニング専門歯科で行われているホワイトニングでは、多くの場合施術中や施術後に痛みを伴います。1989年にホワイトニングが日本で認可され、現在では数種類のホワイトニング材が使われておりますが、どれも痛みを抑えるまでには至りませんでした。
なぜ歯に痛みが起こるのか
過酸化水素の薄いものはオキシドールの原料になっています。オキシドールを傷口に塗ると刺激がありますが、ホワイトニングにおいては歯の目に見えない細かい傷に過酸化水素が染み込むことで歯が強烈に痛みます。オキシドールは過酸化水素濃度3%が一般的なのに対してホワイトニングでは過酸化水素濃度35%のものを使っているため、痛みの程度は想像に難くないでしょう。
普段から冷たい水に少しでも歯がしみる方は、強烈な刺激に耐える覚悟と知覚過敏の後遺症リスクを考えた上で検討することをおすすめします。歯科医院によってはロキソニンなどの消炎鎮痛剤を事前に飲んでからでないとホワイトニングができない医院もあります。
痛みが起こりやすい部分・時間
過酸化水素のホワイトニングは通常、歯茎を守るための薬を塗ってから施術を行います。また、咬耗といわれる歯の先端のすり減った部分は痛むことが多いため気になる方は歯科医師もしくは歯科衛生士に事前に申告しておくと良いでしょう。複数回数を照射すると突然強い痛みを伴うことがあるため、知覚過敏をお持ちの方は照射の回数を少なめにして行うことが一般的です。痛みを和らげる薬は、知覚過敏の症状には効かないこともあります。
歯茎の火傷にも注意が必要です。事前の薬の塗り方によっては過酸化水素で歯茎を火傷する可能性もあります。火傷をすると歯茎は皮がペロっと剥けた状態になり、歯磨きをすることができない程度にからではどうしようもありません。しっかり信頼できる歯科医師がいる医院で行うことが大切です。
また、過酸化水素のホワイトニングは施術後24時間程度は色の濃いものを口にしない方が良いといわれています。(タバコ等含む)4~5時間経った後に起こる知覚過敏のかゆみ・痛みは痛み止めを飲む場合が多いため、その場合は痛み止めを処方する歯科医院が多いですね。
どうしようもない痛み
歯茎の痛みについては施術者の技術に関わりますが、歯の表面のしみについては目視することができないため、どうしようもありません。そして一時的に痛みを我慢するだけではなく知覚過敏の後遺症が残ることがあるため施術後に痛みが出ない場合も油断をせずにマスクなどで歯を乾燥させないように注意しましょう。