犬歯や八重歯の黄ばみが気になる…犬歯や八重歯は前歯の次に目立つ歯なので気にする方が多いです。奥歯よりも犬歯・八重歯の方が黄色い方もいます。
もくじ
犬歯や八重歯のホワイトニングについて
犬歯・八重歯のホワイトニングも、他の歯のホワイトニングと変わらずに白くすることができます。本数制限があるホワイトニングの場合は追加料金で行えます。
犬歯と八重歯の違い
犬歯と八重歯は、同じ歯(中央から左右に三本目の歯)のことを指して言いますが、なぜ呼び名が異なるのでしょうか。それは、単純に歯列が良い歯を犬歯と呼び、唇側にずれて見える歯を八重歯というだけの違いではありません。
八重歯は乳歯が永久歯に変わる時などに他の歯に重なるようにしてずれて生えてしまった歯のことを言います。犬歯が八重歯として生えてしまう場合が多いため、犬歯=八重歯という認識が広まっていますが、そういう訳ではありません。
犬歯は特徴のある歯です
犬歯は、前歯や臼歯と比べて生え替わるのが一番遅い歯です。また、ホワイトニングにおいても犬歯は色が抜けにくい歯です。
歯の表面を覆っているエナメル質は、半透明の白い部分です。エナメル質の内側には象牙質という黄色い部分があるのですが、犬歯は象牙質が他の歯よりも分厚く白いエナメル質が薄いため、より象牙質が透けて見えます。
また、犬歯は他の歯と比べて歯の根っこの骨が長いです。ものを噛み切るという役割のため非常に丈夫にできていて、統計上、寿命も長いです。色々な特徴がある犬歯ですが、ホワイトニングの際は最後まで白くならないことが多いため厄介な歯でもあります。
犬歯の黄ばみをホワイトニングで落とす
犬歯に限らず日本人の歯は僅かに黄色いと言われています。日本人の健康な歯はわずかに黄色いのです。犬歯はその中でも黄色いため前歯などに比べると時間はかかりますがホワイトニングで汚れを落とすことはできます。
実は磨かれにくい?盲点になりがちな犬歯
ホワイトニングを行ったあとは、きちんとした歯磨きを心がけることで白さが長持ちします。犬歯が中々白くならない理由には象牙質が厚いこととは別の理由もあります。
それが、歯ブラシが意外と正しく当たっていないという問題です。歯ブラシが当たりにくい歯といえば奥歯や歯の裏ですが、実は犬歯も意識をしないと正しく磨かれていない歯なのです。
歯の表側を磨くときは、歯に垂直に歯ブラシを当てる磨き方が正しいです。ですが、ほとんどの人の犬歯は前歯とも奥歯とも垂直ではありません。ですので、歯の表側を三分割して「右奥歯の面」「前歯の面」「左奥歯の面」というイメージで磨いている方は、犬歯の磨き方が十分でない可能性があります。歯の一本一本にきちんと歯ブラシを当てる方法が正しい磨き方なので、面で歯を磨くのではなく一本ずつ歯を磨くように修正すると良いでしょう。
歯を白くするためには、ホワイトニングに頼るだけではなくて毎日の磨き方を見直すことも重要です。まずは丁寧な歯磨きから始めましょう!