ホワイトニングの広告などで、眩しいぐらいの白さの歯の女性がニコッとしているものをよく見かけます。さすがにそれは白すぎじゃないか…と思われる方もいらっしゃいますが、ご安心ください。一度のホワイトニングで眩しすぎて見れないような白さには、まずなりません。
もくじ
歯のホワイトニングで白すぎにはならない
しっかり気をつけていれば、白すぎの歯にはなりません。白すぎる歯になってしまうにはどのような場合があるのでしょうか。
白すぎていることに気がつかない場合
ホワイトニングを続けていると(特に自宅で行うホームホワイトニングでは)、自分の歯が白くなっていることに気がつかない場合があります。少しずつ白くなっていくため、いつのまにか目標の白さよりも白すぎてしまうことがあります。
白すぎになることを防ぐため、ホワイトニングをする際にはシェードガイドと呼ばれる歯の色味を確認する器具を使って、毎回色を数値でチェックしておく必要があります。これを怠ると、白くなったという実感が得られず、いつまでも今以上に白くしなくてはいけないという観念にかられてしまいます。
適切に薬剤が塗れておらず塗りムラが起こる場合
セルフホワイトニングサロンの中では、初めてのお客様に対して「全てご自身でどうぞ」というスタンスのサロンもあるようです。当サロンもセルフホワイトニングのサロンなのですが、全てお客様に任せることはできません。
開口器を適切にはめているかどうか・薬剤を均一に塗れているかどうか・ LED照射の機械がきちんと当てられているかどうか。この3点に関しては必ず専門スタッフが確認をします。これを怠るとホワイトニング効果がしっかりと出ないだけではなく、白すぎる部分とあまり白くならない部分に分かれてしまう可能性があると考えているからです。
白すぎる歯の人って・・・?
芸能人の方・モデルの方など、歯を極限まで白くしたいと考えている方もいらっしゃいます。
テレビ写りがよくなる
芸能人は歯が命!やっぱり白ければ白いほどテレビ写りはよくなるものです。ホワイトニングの専門スタッフはテレビを見る時に職業柄どうしても芸能人の方の歯を見てしまいます・・・。
芸能人の方の歯を見た時に、「白っ!!」と思う方もいらっしゃいます。ですが、極端に白い方の多くは歯の表面を削って白い差し歯を入れたり、全ての歯を抜いて真っ白な歯を入れたりしています。当サロンにもホワイトニングをしに来ていただく方もいらっしゃいますが、ホワイトニングで白さを維持している芸能人の方は少数派だといわれています。
一般の方は白すぎ!を目指さなくても大丈夫
もちろん普通の方は白すぎるほど白くしなくても、十分に口元は美しくなります。芸能人ほど白い方はほとんどいらっしゃいません。当店のシェードガイドの数値はS2~S40(数字が少ないほど白い・S0が「真っ白」の白さ)で測るのですが、テレビを見て歯がきれいな方の平均の数値はS8~10程度です。一般の方の平均の色味がS30~32で、S12~16まで白くすることができれば十分に「白い・美しい」という印象を与えることができます。
ホワイトニングは適切な用量と十分な照射時間を取ることでしっかりと白くすることができます。どうか白くしすぎることを焦って歯の健康を損ねないように気をつけてください。歯周病になったり、歯を傷つけてからでは取り返しがつかないことも多くありますので…。皆様、歯をお大事に!