あなたの口臭は大丈夫ですか？
自分では口臭があるのかないのかの判断がなかなか難しいと思います。
そんなﾞつかみどころがない口臭゛をチェックする方法を紹介します。
口のなかの清潔度を確かめてみましょう。
もくじ
口臭自己判定法①朝一の息をコップにためてにおいをかぐ
これは誰にでもある、「生理的口臭」を知る方法です。起きてすぐ、うがいなどもする前に行います。
乾いたコップの中に自分の息を吐き、手でフタをした後、新鮮な空気を吸ったあとにその臭いをかいでください。
少しでも異臭があれば、他人にはその何倍も強く臭っていると考えてください。
手鏡に息を吹きかけて、すぐに臭いをかぐのも一法です。
口臭自己判定法➁歯磨き粉なしで磨いた歯ブラシの臭いをチェック
途中で歯ブラシに水をつけて洗わないようにして、歯みがきを終えてください。
歯ブラシは唾液によってかなり洗われていますが、歯垢の臭いが自分自身に少しでもしたら、その何倍もの臭いが、
あなたの口臭として発臭していると考えられます。
口臭自己判定法➂歯垢染めだし剤で磨き残しチェック
歯磨きをしたあと、どのくらいしっかり歯を磨けているかを、薬局に売っている「歯垢染めだし剤」で調べてみましょう。
皆さんがよく磨いているつもりでも、磨き癖がいつの間にかついていて、歯垢が残っていつ部分が必ずあるものです。
歯垢は細菌のかたまりで、虫歯の原因となるばかりでなく、舌苔とともに口臭の二大原因のひとつとなています。
口臭自己判定法④デンタルフロスで歯間部の歯垢と臭いチェック
デンタルフロスは、隣接している歯と歯の間の歯垢を取り除くためのナイロン糸です。
デンタルフロスを使ったあと、糸の臭いをかいでみてください。
歯みがきのときにはわからない、歯垢の鼻をつくツーンとした臭いがあれば、歯間部の歯垢が口臭の発生源になっている証拠です。
口臭自己判定法⑤舌苔がついていないかチェック
舌苔のつき方は、人によって千差万別です。これまで口臭源であることが見過ごされていました。
白いもの、黄色いもの、薄いもの、厚いものがありますが、あれば口臭の原因となていると考えて間違いありません。
乾いたタオルを指に巻き、その一部をこすりとって臭いをかいでみてください。
口臭の原因となっていることに納得できると思います。
口臭自己判定法⑥オキシドールで軽くうがいをする
市販のオキシドールはそのまま使うと、口の中がピリピリするので2倍に薄めたあと、口に含みます。
このとき少しだけ口を開けて、口の中の様子を鏡で見てください。
舌苔の部分からさかんに発泡しているのがわかるはずです。
これはオキシドールが、口臭の元となるたんぱく質に反応しているためです。
つぎに軽くうがいをしたあとに、吐き出した液がわずかに泡がたつ程度なら大丈夫です。
たくさん泡がたった場合は、舌苔が多くついていたり、炎症性の滲出物（歯槽膿漏のウミなど）や食べかすが残っている証拠で、口臭があることになります。
口臭自己判定法⑦家族に自分の息をかいでもらう
自己判定ではありませんが、口臭があるかないかを知るには、誰かほかの人に吐き出した息の臭いをかいでもらうのが手っ取り早いです。
家族や友人んに2人以上集まってもらい、30㎝、10cm、５㎝といった距離で、吐いた息の臭いを同時にかいでもらいます。
通勤電車のように隣り合って座り、話をしてみた場合なども調べてもらうと良いです。
1回ではなく、1日のうちの何回かの時間にチェックしてもらうことです。
口臭自己判定法⑧市販のﾞ口臭判定機ﾞを使う
①～➅の口臭判定法で十分だと思うのですが、最近は薄型トランジスタラジオのような形をした口臭判定器が市販されています。
口臭の原因物質・揮発性硫黄混合物のメチカルカプタンの濃度を判定するもので、良・ふつう・悪など何段階かに判定してくれます。
口臭に対して過敏になっている人は、携帯していると安心かもしれません。
