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朝起きて、歯みがきをするタイミング。皆さんは、起きてすぐor食後どちらに歯磨きをしていますか??

「朝食前の歯磨き」か「朝食後の歯磨き」のどちらが良いかについては専門家の間でも意見が分かれる話題ですが、お口の健康を守るためには、どちらも非常に重要だと言えます。

もくじ

朝起きてすぐの歯磨き

唾液には食べカスや歯垢を洗い流す自浄作用と、細菌の繁殖を抑える抗菌作用がありますが、就寝中は唾液の量が少なくなることで細菌が増えます。

就寝中は日中と比べて唾液の分泌量が減りますので、朝起きてすぐの口の中には細菌でいっぱいなのです。朝起きてすぐに歯磨きすれば、就寝中に増えた細菌を口外に排出できますが、起きてすぐに朝食をとってしまうと細菌も一緒に飲み込んでしまうことになります。

食後の歯磨き

食事の歯磨きは、昼ごはん・夜ご飯と同様に、食事をしてついた歯の汚れを取り除きます。

普段お口の中は中性に保たれているのですが、食事をすると酸性に傾き歯が溶けやすい状態になります。食後すぐに歯磨きをすると、エナメル質を傷つけてしまうことがあるので、食後の歯磨きは、30分ほど経ってから歯磨きをしましょう。

細菌を飲み込むと起こる影響

唾液を飲み込むことで体内に細菌が侵入し、また、歯周病で炎症(出血)を起こしている歯肉の血管に細菌が入り全身をめぐることで、全身疾患を引きおこすリスクにつながってしまいます。代表的なものは、誤嚥性肺炎や、脳卒中、心筋梗塞などです。誤嚥性肺炎は、細菌を唾液とともに飲み込むことで、気管支の粘膜や肺に炎症が起こります。とくに高齢者はリスクが高く、重症化すると最悪命を落とすこともあります。脳卒中や心筋梗塞は、歯周病菌が歯肉から血管内に侵入することで、血管が狭くなったり傷ついたりして発症のリスクが高まります。

朝の歯磨きのベストタイミングは

食前・食後、両方歯磨きをするのがベストです食前だけの歯磨きの場合、食後の食べかすが口に残った状態になり、虫歯だけでなく、着色汚れにも繋がってしまいます。かと言って、食後だけの歯磨きの場合は、朝ご飯と一緒に細菌を飲み込んでしまうことになってしまいます。

もし、食後だけ歯磨きをする場合は、起床後マウスウォッシュを使用し細菌を減らしましょう。

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