もくじ
ホワイトニングテープとは
自宅で簡単にホワイトニングできることから近年はやりつつある製品です。ホワイトニングの薬剤が塗られたテープを歯の表面に貼って、歯を白くします。
ホワイトニングテープは、主に2種類のタイプに分けられます。洗浄成分を含んだ薬剤を歯に浸透させて、汚れを浮かすタイプ。もう一つは漂白成分を含んだ薬剤を歯に浸透させ歯を白くするタイプです。
ホワイトニングテープの種類
汚れを落とし歯を白くするもの
漂白成分(過酸化水素)で歯を白くするもの
漂白成分のホワイトニングテープの注意点
汚れを落とし歯を白くするホワイトニングテープで国内で買えるものの場合、日本人の歯に合わせて開発されたもので、安全性が高い洗浄成分が使用されています。しかし漂白のホワイトニングテープの場合いくつか注意点があります。
色がまだらになってしまう場合がある
唾液をしっかりふき取ってから歯に密着させるホワイトニングテープですが、歯とテープの間に空気が入ったり、唾液が入ることで綺麗に貼れなかったりとホワイトニング部分がムラになってしまい、まだらに白くなってしまう事があります。歯並びの悪い部分は段差があるため特にシートを貼るのが難しく、歯と歯の間が上手く密着せず色の差が出てしまいます。
漂白のホワイトニングは、セラミックや差し歯などの人工の歯は白くすることが出来ない為、天然歯との色の差が目立ち不自然な印象になってしまうことがあります。
白くならない歯がある
先述したように、漂白するホワイトニングではセラミックや差し歯などの人工の歯は白くすることが出来ません。また神経が無いか死んでしまった歯、テトラサイクリンの影響で変色してしまっている歯も白くできません。ですのでこのような歯を白くしたい方は歯科医院で相談することをお勧めします。
痛みや知覚過敏が起きやすい
日本人は欧米人に比べエナメル質が薄いことなどから濃度が高い漂白成分の販売が禁止されています。エナメル質が薄いと痛みを感じやすかったり、知覚過敏になりやすいです。漂白成分の濃度が高い海外製品を使用する場合は、歯の神経や組織へのダメージや、知覚過敏になる可能性を考慮して、自己責任で使用することになってしまいます。不安な方はホワイトニング専門店や歯科医院でのホワイトニングを行いましょう。
使用後色の濃い食事に注意
歯科医院でのホワイトニングと同じで食事制限があり使用後は色の濃いものを控える必要があります。漂泊のホワイトニング後は、着色がつきやすい状態ですので、色の濃いものを食べたり飲んだりしてしまうと、色戻りが起こってしまいます。
近年インターネットで簡単に購入出来たり、SNSで有名になったりする製品があると思います。歯の健康を及ぼす影響があることを頭の片隅に置いて、使用する際はきちんと注意点やでデメリットを把握したうえで使用しましょう。