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口内炎は、ほとんどの人が今まで一度は経験しているのではないでしょうか。
ある日突然違和感を感じ、舌で触るとぷつぷつとした感触、、
「少し痛むときはあるけど、放っておけば治るから歯医者にも行かない」なんて方も多いはず。
なんてことないと思っているこの口内炎、もしかしたら大病の可能性があるかも。
もくじ
口内炎ができる原因
口内炎ができる主な原因は8つほどに分けられます。
栄養不足による口内炎
口内炎ができる原因としては「栄養不足」のイメージは強いのではないでしょうか。
日々の食事で十分な栄養を摂れていない時に非常にできやすいです。
口内炎に効果がある栄養素を3つご紹介します。
まずはビタミンB2
ビタミンB2には粘膜を修復したり、細菌への抵抗力を高めたりする働きがあります。
「納豆」「レバー」「チーズ」「うなぎ」「牛乳」「ほうれん草」などの食品に多く含まれています。
二つ目はビタミンB6
皮膚や粘膜を修復する効果があります。
お酒をよく飲む人や妊婦さんには不足しがちな栄養素といわれているので、積極的にとると良いでしょう。
「キャベツ」「大豆類」「バナナ」「カツオ」「マグロ」「卵」などの食品に多く含まれています。
三つ目はビタミンC
ビタミンCはよく聞く栄養素のひとつではないでしょうか。
ストレスへの抵抗力を高めたり、免疫力を高めたりするとても万能な栄養素です。
ビタミンCは水に溶けやすく熱に弱いため、生で食べると効果的に摂取できます。
「柑橘系の果物」「イチゴ」「キウイフルーツ」「ブロッコリー」「イモ類」などの食品に多く含まれています。
免疫力の低下による口内炎
こちらのイメージも強いと思います。
ストレス、睡眠不足だったりが関係してきます。
口腔内の乾燥も意外と関係があり、唾液の減少・加齢・口呼吸などで口内炎ができやすくなります。
ニコチンよる口内炎
実は喫煙習慣がある人も口内炎ができやすいです。
タバコの煙に含まれているニコチンは口の中の粘膜に強い刺激を与えるため、粘膜に傷がある場合などに口内炎を起こすことがあります。
アレルギーよる口内炎
特定の食べ物や金属などが刺激になってアレルギー反応を起こすことがあります。
ウイルス・細菌よる口内炎
口内ヘルペスや性病、カンジダなどは口内炎を引き起こすウイルス性の病気です。
外傷による口内炎
外傷によって口内炎ができる場合もあります。
歯や詰め物・入れ歯による擦り傷、噛み傷、やけどなど
最も多い口内炎の理由
口内炎ができる主な原因をいくつか挙げていきましたが、中でも最も多いのは粘膜が傷つくことによるものです。
具体的には、舌や頬の内側を噛んでしまう、暑い食べ物で火傷をしまう、歯の詰め物や入れ歯に強く擦れてしまうなどがあります。
最近増えているのが舌の先にできる口内炎です。
これは口呼吸が原因の可能性があります。
通常、鼻呼吸をしているとき舌は上あごについている状態が正常ですが、口呼吸をすると舌が下がって舌の先端が歯に当たっていることが多いんです。
歯の先はギザギザしているので、無意識のうちに歯でこすってしまい、傷がつき口内炎ができてしまいます。
すぐに治れば問題はありませんが、同じ場所に繰り返しできる場合は診てもらった方がいいでしょう。
ガンによる口内炎
ただの口内炎だと思っていたら実は口腔ガンだった、ということもあります。
40代~70代の中高年に多くみられますが、20代、30代でも発症する可能性は十分にあります。
これだけ聞くととても怖いですが、口腔ガンだった場合でも早期発見ができれば後遺症が残ることもほとんどなく、治癒しやすいガンであると言われています。
ただし!発見が遅れてしまうと日常生活に支障をきたすレベルの後遺症が残ったり、最悪の場合は命にかかわります。
どんな病気でもそうですが、早期発見することが重要です。
少しでも異常を感じたら一度歯科医院へ受診してください。
- いつもの口内炎よりすごく大きいと感じる
- 粘膜の表面がボコボコする
- 一週間以上治らない
- 硬いしこりのようなものを感じる
- 原因が思い当たらない腫れがある
このような症状があった場合にはガンの可能性を疑って、すぐに検査をしてもらいましょう。
口内炎の予防でするべきこと
様々な要因が考えられる口内炎ですが、予防にもいろいろなアプローチ方法があります。
- バランスのとれた食事
- ストレスをためない
- 口内の細菌の繁殖を防ぐ
まずはしっかりと栄養をとれるように、バランスの良い食事を心がけましょう。
上記でもお伝えした通り、特にビタミンCを多くとることをおすすめします。
疲れやストレスが溜まると口内炎ができやすい人が多いように、ストレスと口の中の粘膜は大きく関連しています。
自分に合うリラックス方法を見つけて、リフレッシュするように心がけてみてください。
細菌の繁殖を防ぐためには日々のオーラルケアが重要です。
歯みがきをする時に力を入れすぎで歯茎を傷つけている人が多いので、優しく小刻みに丁寧に、を意識してみてください。
歯間ブラシとマウスウォッシュも日常的に使用するのがベスト。
そしてプラスアルファとして、歯のホワイトニングもおすすめです。
なかでも、使用する溶液に抗菌・殺菌機能が備わっていると細菌の繁殖を防いでくれるので、歯を白くしながらオーラルケアも同時にしていけますよ♪
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