外傷や劣化によって歯に亀裂が入ることがあります。亀裂が入った歯がある場合はホワイトニングの施術を断られる場合があります。亀裂の程度によってどのようなホワイトニングができるのかをご説明します。
もくじ
ホワイトニングのタイプの違い
ホワイトニングには大きく分けて2種類があります。ホームホワイトニングやオフィスホワイトニングと呼ばれている、歯医者で施術・処方してもらうタイプのホワイトニングとホワイトニングサロンによるホワイトニングです。
歯医者さんのホワイトニング
歯医者に行った時に行うホワイトニングでは、薬剤に過酸化物(過酸化水素・過酸化尿素)が含まれています。これらには、歯の表面の膜を溶かして強力に漂白する作用があるため、健康な歯であっても知覚過敏の症状が出ることが多いです。
ホワイトニングサロンのホワイトニング
歯医者さんの一部とホワイトニングサロンで行われているホワイトニングは、酸化チタンもしくはポリリン酸が含まれた薬剤を使用しています。これらには歯の表面に刺激を与える成分が含まれていない場合が多く、歯に刺激が比較的少ないと言われています。(当サロンでは刺激物が全く含まれていない薬剤を使用しています。)
傷のある歯はホワイトニングのタイプによって施術可能か異なる
亀裂が入った歯にホワイトニングをする場合は、ホワイトニングのタイプを選んで行いましょう。歯科医院でのホワイトニングの場合は少しの亀裂でもほとんどの良心的な歯医者さんがホワイトニングできないと答えます。
歯医者でのホワイトニングでは高濃度の過酸化物を使用するため、健康な歯でもある程度の痛みがあります。亀裂があるとさらに強い痛みを伴って、よほどの運が無い限りはすぐに歯髄炎(歯の神経に刺激が加わることによって起こる炎症)になり激烈な歯の痛みが生じて歯の神経を取ることになります。
ホワイトニングミーのホワイトニングでは、刺激物を使用していないため、多少の亀裂がある歯でも刺激はありませんし、痛みはありません。ただし、深い亀裂で神経が露出している場合=「亀裂に限らず常温の水にも染みるほどの深い虫歯がある場合」は痛みを伴いますので、ホワイトニングの前に必ず虫歯治療をすることをおすすめします。(恐らく神経を抜くことになります。お早めに!)
痛みの無いホワイトニングの効果
ホワイトニングを何店舗か経験したことのある方には「えっ?痛くないホワイトニングなの…?本当に白くなるの?」と聞かれることがあります。痛みを伴い歯や歯ぐきを傷つける従来のホワイトニングの印象がいかに強いか、ということが窺えます。
ホワイトニングは痛みがある=白くなる、ではありません
例えば虫歯治療であれば、ある程度の痛みを伴うことが普通です。もちろん施術をする歯医者さんの腕にもよりますが…。また、最近は削らない・埋めない治療をする歯科医院も増えてきています。
ホワイトニングは虫歯治療とは違い、痛みを伴って白くするものではありません。ましてや痛みと引き替えに歯を白くするものではないため、痛みが無いホワイトニングで充分に白くすることはできます。
痛みがある=歯や歯ぐきにダメージがある
ホワイトニングを検討している方の中には、歯医者でホワイトニングを検討している時に、「過酸化水素のホワイトニングはやらない方が良い」と歯科医に言われたことがある方もいらっしゃると思います。
歯医者で行うホワイトニングは歯や歯ぐきにダメージがあるため、過酸化水素使用のホワイトニングを勧めない歯科医も少なくないのです。歯医者さんで行うホワイトニングは、痛みや傷と引き替えに歯を溶かして漂白するホワイトニングだといえます。(過酸化水素使用のホワイトニングの効果には個人差があります。)
歯の健康と歯の白さの両立
歯は一生使うものです。歯の健康と白さは両立することができます。色々なホワイトニングサロンがありますが、Whitening meでは歯の健康と白さを両立することを目指したホワイトニングをご提供しています。
歯を傷つけるから白くなる訳でも、歯や歯ぐきに刺激があるから白くなる訳でもありません。歳を重ねるごとに、健康な歯は白く見えて傷ついた歯は黄ばんで見えてしまいます。
全ての皆さんへ、歯を大切にしながらホワイトニングをすることをおすすめします♪