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はじめて出産を経験される方は、なにをどうすればいいのか、わからないことがたくさんありますよね。
そのなかのひとつとして、「赤ちゃんの歯のケアはどうすればいいんだろう」とお悩みの方が非常に多いようです。
今回は赤ちゃんの歯のケアは”いつ”から”なに”をすればいいのかについてのコラムです。
ぜひ最後まで見ていってくださいね♪
もくじ
赤ちゃんの歯が生えてくる時期とケア方法
それぞれの歯が生えてくる時期とケアの方法について見ていきましょう。
6ヶ月ごろの歯のケア方法
下の真ん中の前歯が2本生えてきます。
ちょこんと生えた初めての歯はとても可愛くて感動しますよね。
ゆっくりの子は1才近くになって生えはじめる子もいます。
物心ついてから歯みがきを始めると嫌がる子が多いので、自我が芽生える前から歯みがきの習慣をつけておくと良いでしょう。
具体的には4~5ヶ月からシリコーン製の歯ブラシを口のなかにいれたり、歯ぐきのマッサージをしたりすると、お口のケア=気持ちいいものとして認識してくれます。
10ヶ月ごろの歯のケア方法
次は上の前歯が2本生えてきます。
歯が生えてくる順番には個人差があるため、この時点でまだ1本も生えていないとしても問題はありません。
あくまでも目安ですので、そこまで気にしすぎなくてOKです(^_^)
シリコーン製の歯ブラシでは歯について汚れを落とすことは難しいので、このあたりから乳児用歯ブラシに切り替える必要があります。
1才ごろの歯のケア方法
上4本と、下4本の前歯が生えそろう時期です。
この時点でまだ1本も生えてこない場合は、歯科医に相談するのもいいかと思います。
さて、1才からは「仕上げ磨き」が必要になってきます。
仕上げ磨きとは、赤ちゃんが自分で歯を磨いたあとに親が仕上げにしっかりと磨いてあげることです。
離乳食もよく食べるようになるので、1日1回しっかりと歯の汚れを落としましょう。
歯ブラシを嫌がったら一時的にシリコーン製のものに戻すのもありですよ。
1才6ヶ月ごろの歯のケア方法
奥歯4本が生え始めます。
上下左右の奥歯が1本ずつ生えてくるので、合計12本になりますね。
奥歯は汚れが溜まりやすいので、今までよりも丁寧な仕上げ磨きをしてあげてください。
むし歯菌を減らすためにキシリトール配合のタブレットを与えて始めるのもOK!
”ごほうび”として活用して歯みがきを習慣にしてあげましょう。
2才ごろの歯のケア方法
乳犬歯が4本生え始めます。
前歯4本のわきに生えるのでこの時点で合計16本になります。
歯が増えて歯と歯の隙間の汚れに注意して磨くようになる時期ですが、2才というと早い子はイヤイヤ期がはじまり歯磨きを嫌がる子も増えてきます。
奥歯は歯の面積が広く溝の部分に歯垢がたまりやすいです。
イヤイヤ期がはじまると磨くのが大変になってきますが、1分30秒くらいを目安にしっかり磨きましょう。
2才6ヵ月ごろの歯のケア方法
奥歯が生えそろいます。
第二乳臼歯の奥歯が4本生えそろい、合計20本になります。
第二乳臼歯が生え変わるのは小学校卒業するころなので長く付き合う歯になりますね。
すべての歯が生えそろったことで歯と歯の隙間が狭まっていき歯垢が一番たまりやすい時期です。
このころからデンタルフロスを使ったケアを始めてあげるとGOOD!
本格的なイヤイヤ期突入で大変だと思いますが、大人になってからのデンタルフロスの習慣を身に着けるのはなかなか難しいので、のちのち感謝されるはずです(^_^)
また、嚙む力は3才くらいまでに身につくので噛むトレーニングが重要になってきます!
赤ちゃんに虫歯予防!覚えておくべき生活習慣
さて、ここまで赤ちゃんの歯の生え方とケア方法についてお伝えしましたが、虫歯を予防するには歯磨き以外の【生活習慣】を意識することも大事なんです。
いくつかポイントをご紹介するのでぜひ実践してみてください。
糖分の少ないおやつを与える
子どもの頃におやつを食べていて「甘いものを食べると虫歯になるよ!」とよく言われた人も多いのではないでしょうか。
虫歯は糖分を栄養として酸をつくり歯を溶かしていく病気です。
(どうして甘いものを食べると虫歯のリスクが高まるのか、説明できる人は少ないのでぜひ覚えておいてください。)
そのため糖分が多く含まれるおやつを食べたり、糖分が長い時間お口の中にあると虫歯になるリスクが高まってしまいます。
特に3才以下の子にはチョコレートやガムなどの糖分がたくさん含まれるおやつは避けましょう。
「糖分不使用 おやつ」などで検索するといろいろ出てくるので参考になりますよ(^_^)
おやつの時間は決めておく
上記でもお伝えしたように、糖分は長い時間お口の中にとどめないようにしたいです。
好きな時にだらだら食べてしまうのはよくないので、決まった時間に与えるようにしましょう。
また、糖分が多いジュースや飴などはお口の中に残りやすいので要注意。
食べたあとはすぐ口をゆすぐなどの対策をすると良いです。
赤ちゃんと大人で”共有”しない
虫歯菌は、お母さんやお父さんなどの身近な大人から赤ちゃんへうつります。
以下のポイントは押さえておきましょう!
- 大人が噛んだものを与えない
- 愛情表現のキスは避ける(ほっぺはOK)
- 同じタオルは使わない
- コップや食器を共有しない
これらの対策はもちろんですが、そもそも大人のお口の虫歯菌を減らしておくことが大切です。
自分の子どものためにもオーラルケアは徹底するべきですね。
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