歯周病になると、いろいろな病気を引き起こしやすくなると言われています(*_*)
その中でも今回は、歯周病と糖尿病についての関係性をお話していきます。
歯周病の方は糖尿病を患っている場合が多く、
また糖尿病患者は歯周病が重症化しやすいとも言われているんです。
糖尿病患者は血糖値が高い、ということは
多くの方がご存知だと思います。
歯周病になると、その血糖値が高くなってしまいます。
それはなぜでしょうか?
歯周病の人は、血や膿が発生する歯周ポケットができています。
歯周ポケットからは炎症に関連した化学物質が血管を通って体内に放出されており、
口内全体にある場合は、歯周ポケットの表面積の合計は手のひらと同じくらい
と言われているんです(゚Д゚;)
それが治療せず放置されていると考えると・・・
身体に悪影響があることは理解できるかと思います。
先ほど説明をした化学物質は、
体のなかで血糖値を下げるインスリン(ホルモンの一種)を効きにくくします。
そのため、糖尿病が発症・進行しやすくなるのです。
実際に、岡山大学大学院で行われた研究では
歯周病と糖尿病を併発している患者に、歯周病の治療を実施したところ
治療後には血糖値が下がっていたとのこと!
糖尿病が今後心配だったり、すでに治療中の方は
歯周病の治療もすぐに始めましょう!