ホワイトニングをしても白くならない歯はどうしたらいい！？

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ホワイトニングで白くなりにくい歯

ホワイトニングには大きく分けて種類が２つあります。歯科医院かサロンのホワイトニングかによって歯を白くできるものが異なります。

テストサイクリン歯

お子様の時に飲んだ抗生物質が原因で歯の色が茶色やオレンジ色、灰色をしていたり、歯に横じまやツートンカラーになっている歯をテストラサイクリン歯と言います。テストラサイクリン歯は、一般的にホワイトニングで白くなりにくく、白くなっても色戻りしやすい性質があります。色が濃い場合や、縞などがある場合、歯科医院でホワイトニングをしても根元の着色などは白くできない場合があります。歯そのものの色を漂白しなければならないので汚れを落とすホワイトニングでは白くなりません。

神経が死んだ歯

虫歯などで神経が死んだ歯は黒っぽく変色しますが、通常のホワイトニングでは白くなりにくく、また色戻りもしやすくなっています。変色の原因が神経組織の取り残しや血液成分による場合、その原因を取り除かない限り白くなりません。

詰め物や人工的な歯

人工歯は天然歯と構造が異なるため、歯科医院のホワイトニングでは人工の歯のホワイトニングが出来ません。それに対し、汚れを落とすホワイトニングの場合はホワイトニングが可能です。しかし10年～20年程経った人工の歯の変色であれば、人工歯を交換する必要があります。

エナメル質が薄い歯

エナメル質が薄く象牙質の色が濃く出ている歯は、ホワイトニングで白くなりにくい傾向があります。

フッ素コーティングした歯

歯をコーティングすると、ホワイトニング剤の浸透を阻害してしまうため、ホワイトニング効果を十分に得られない場合があります。フッ素コーティングする場合は、ホワイトニング後にしましょう。

ホワイトニング以外で歯を白くする方法

ホワイトコート

歯科医院ででホワイトコートの施術を受けることで、白い人工歯を取り戻せます。ただし、表面をコーティングしているだけであるため、約1ヶ月で効果が失われます。

歯のマニキュア

歯専用のマニキュアをを塗ることで、歯の黄ばみを隠す方法です。ただし、色ムラなく塗ることが難しいため、逆に目立つようになる可能性があります。一時的な対策に向いているので、白さを維持したい方はセラミックなどの人口歯を選ぶことをお勧めします。

ラミネートニベア

歯の表面を削りセラミックなどの薄い素材を歯に貼り付けて審美的に改善する治療方法です。歯の表面をきれいな形に修繕したり自然歯のようなナチュラルな白い歯が比較的短期間で手に入ることで人気の審美治療です。ただし、健康的な歯を数らなければならないというデメリットもあります。

セラミック

セラミックは天然歯に近い透明感のある審美性が特徴で、口を開けたときに治療跡が目立たずに済むうえに、ナチュラルな美しい口元に近づけることができます。
このように、本物の歯に近い綺麗な見た目で歯を作ることができる審美性から、ホワイトニングや矯正目的で利用する方も増えているようです。