空気が最も乾燥する季節は、春なのです!
冬に空気が乾燥しているのは当然ですが、春は冬の乾燥にプラスして気温があがるので、乾燥対策が必要です!!
お肌の乾燥は保湿クリームなどを塗って乾燥を防いでると思いますが、お口の中の乾燥ケアは出来ていますか??
口の中が乾燥すると菌の繁殖しやすい状況になり、虫歯・歯周病になりやすいので注意が必要です。
もくじ
口が乾く原因
・加齢
年齢とともに唾液を作る唾液腺の機能が低下し、唾液の分泌量が減ってしまいます。
・ストレス
ホルモンバランスの乱れによって乾燥も悪化してしまいます
・薬の副作用
抗うつ薬や抗アレルギー薬、高圧薬などの副作用や糖尿病、腎臓疾患、シェーグレン症候群などで見られます。
・喫煙や飲酒などの生活習慣
脱水症状により乾燥します
・口呼吸
口呼吸で口が空いている時間が長いと、口腔内の水分が失われる速度が早くなります。
花粉症の人ほど口が乾燥する
花粉症の人にとっては春が大敵。花粉症により鼻が詰まり呼吸がしずらくなると、口呼吸になり、口内がよりいっそう乾燥しやすくなります。
口の渇きによっておこる影響
細菌の繁殖
口が乾いている状態が続くと、菌の繁殖しやすい状況になり、口臭が強くなったり、虫歯になりやすくなったり、風邪やインフルエンザにもかかりやすくなります。唾液には健康にかかわる様々な働きがあり、細菌の繁殖を抑制し、口の中を清潔で健康に保つ働きがあります。ですので口の中の乾燥を感じたら症状が軽いうちにケアするのが大切です。
誤嚥性肺炎のリスク
口の中の乾燥状態をそのまま放置すると、口内の細菌が増殖し、誤嚥性肺炎のリスクが高まります。誤嚥性肺炎とは本来気管に入ってはいけない細菌などが気管に入り生じた肺炎です。肺炎は日本人の死因3位で、その9割は誤嚥性肺炎が占めるとも言われています。口の中の乾燥は軽く見てはいけないのです。
口の中の乾燥対策
口の中の乾燥対策として以下のことがあげられます。
- 水分補給保こまめに行う 口内の乾燥を防ぐために、水やなどでこまめに水分を取りましょう。
- こまめな歯磨き 口呼吸による乾燥を防ぐためにも、定期的な歯磨きを行い、口内環境を清潔に保ちましょう。
- 口呼吸をせず鼻呼吸 口呼吸しやすくなります。花粉症によって鼻づまりがある方は、花粉症対策として、鼻の通りを良くするスプレーや薬を利用し、口呼吸を減らすようにしましょう。
- 口腔内の保湿グッツを使う 保湿スプレー、保湿ジェル、マウスウオッシュがあります。
- ガムを噛む ガムを噛むことで唾液の分泌を促します
口の中の乾燥状態が体の健康にも影響することがあります。春だけでなく、口の中の乾燥を感じたらすぐにケアしましょう