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beauty smile溶液みなさんは冷たい飲みものや甘いもの、風にあたった時などに歯がしみたりピリッとしたことありませんか?

これらをむし歯や歯の神経の炎症などの病変がない場合にみられる症状のことを知覚過敏といいます。

知覚過敏は日本人の3人に1人が経験したことがあるといわれていて、じつは自分で歯や歯ぐきを傷つけ知覚過敏を起こしてしまっていることが多いのです。

知覚過敏とむし歯は症状がとても似ているため、しみる=虫歯がある
と一般的にはそう思われがちなのでこの2つを見分けるのは難しいといわれていますが、知覚過敏をほっといたら大変なことになります!

最近ではテレビCMなどでよく取り上げられている知覚過敏という症状ですが、具体的にはどのような症状のことかご存知でしょうか?

1、知覚過敏の原因とは?

実はほとんど、歯ぎしり・食いしばり・噛みしめ・歯周病のどれかに当てはまります。

原因としては歯ぐきがやせたり歯の根の部分がちびたりすると、外と歯の神経までの距離が近くなり、外からの刺激が伝わりやすくなります。
そのためちょっとした刺激でも、歯の神経が反応するようになります。
知覚過敏の原因のほとんどは、歯ぎしり・食いしばり・噛みしめ・歯周病だったり、歯茎に炎症を生じたりして歯の神経が弱ったときにも過敏状態になります。

2、歯科医院での治療法

1.歯科医院でしみどめのお薬を塗って刺激が伝わりにくくします。
ほかにはレジンなどの歯科用材料を用いて、歯の表面の刺激に対して敏感になっている状態を遮断したり、象牙質の表面にコーティング剤を塗布します。

2.知覚過敏になった歯に対して、歯科用レーザーを照射することで、しみるなどの症状を改善することが可能です。
レーザーと聞くと、すこし怖いイメージをお持ちの方もいらっしゃるかもしれませんが、歯科用レーザーは非常に安全な装置です。
知覚過敏の治療に使用する際も、強い痛みを感じることはまずありません。
基本的には医療用レーザーと同じように、安全性が保障されています。

3.歯の神経を抜くことに抵抗がある方がほとんどだと思います。
知覚過敏の症状が極めて強くあらゆる治療が効果を発揮しない場合は、歯の神経を抜くこともあります。
しかしこれはあくまで最後の手段ですので、そう簡単に選択することはありません。
それでも歯がしみるなどの症状が過剰で、日常生活にも支障が出る場合は歯の神経を抜いて、痛みを感じなくさせることもあるのです。

4.かみ合わせの関係で歯に過剰な力がかかっているときは、症状が治まりにくくなります。
その場合は強く当たっているところを削り、力を弱めるようにします。

5.歯ぎしりや食いしばりが原因であれば、歯同士に圧力がかかるクセは象牙質を保護するエナメル質をけずってしまうため、歯科医院でマウスピースを作って装用すると、歯ぎしりや食いしばりの原因を抑えられて予防になるでしょう。

3、ご自身でできる予防法

1.痛いからといって痛みのある部分を歯みがきせずに不潔にしておくと、歯ぐきが炎症を起こしてさらに神経が過敏になります。
清潔にしておくと唾液中のカルシウムが歯に取り込まれ、硬くなり刺激が伝わりにくくなります。

さらに強いブラッシングでエナメル質にひびが入ったり削れてしまうことがあるので力を入れすぎないよう、歯の根元付近のプラークを全体的にていねいに取りのぞくよう意識をしてみてください。
歯ブラシを大きく動かさずこまめに動かして、しみる部分はムリのない程度にしっかり歯みがきを行い清潔に保ちましょう。

2.フッ素配合洗口液を続けるとフッ素が歯に取り込まれ硬くなり、刺激が伝わりにくくなります。
うがいすることによってハブラシの毛先が届きにくいところにも成分が行きわたり、お口の中なかにフッ素がとどまります。
就寝中は飲食せず、かつ唾液の分泌量が少ないので長時間フッ素がお口のなかにとどまります。
就寝前に歯みがきでお口をきれいにしたあと、フッ素配合洗口液でブクブクうがいをしてさらに効果が期待できます。

3.知覚過敏予防の歯みがき粉を使ってみましょう。
いまではドラッグストアやスーパーで販売しているフッ素入りの歯みがき粉がオススメ。
乳酸アルミニウム・硝酸カリウムが知覚過敏予防歯みがき剤配合の主な薬用成分になります。
これらの薬用成分がむし歯予防にも効果的だったり、露出した象牙細管の入口をふさぎ知覚過敏を予防したり、症状をやわらげます。
歯ブラシの力を抜う意識をして、軽く歯みがき粉をすり込むようにして使うのがコツです。

4.シリトールガムを噛むこともオススメ♪
唾液のなかにはカルシウムやリン酸などの歯の成分であるミネラルがたくさん含まれています。
食事の時によく噛み、キシリトールガムなどで唾液を多く出すと溶け出したミネラルを補うことができるため知覚過敏が治ってきます。

しみたりピリッとしたときに虫歯が原因でないとわかってホッとするのですが、知覚過敏を甘く見てはいけません。
しっかり治療をしないと最悪の場合、歯の神経を抜かないとしみるのが治まらないほど悪化してしまう場合もあります。
知覚過敏だとしてもそれぞれの症状に応じて処置も変わるため、どの治療法を選択するかはケースバイケースです。

自己判断せず歯科医院でしっかり診てもらいましょう。

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