いくらホワイトニングをして歯が白くなったとして、歯茎の色が健康的な色をしていないと歯に清潔感をもたれずに良い印象を持たれません。健康的な歯茎の色は赤色ではなく、薄ピンク色です。歯茎の色が黒っぽい方は健康な歯茎にすることでさらに歯を白く見せる効果がございますよ。
もくじ
健康な歯茎とは
色・・・ 薄いピンク色
黒ずみがない
状態・・・引き締まっていてハリがある
血が出ていない
歯茎が痩せて、下がっていない
歯茎の色が黒い理由
差し歯やセラミック
10年以上たったかぶせ物の歯茎あたりが黒くなってきたりしてませんか?セラミックの寿命は10年~20年と言われてます。差し歯やセラミックに使用される土台が金属の場合、長く使用していると、これが錆びて、金属イオンが歯の根に染み付いて変色してしまう可能性があります。溶け出した金属イオンが根に沈着し黒くなります。
歯周病
歯を失う原因の1位は歯周病です。
歯周病にかかると、歯茎は炎症を起こし歯茎の血の流れが悪くなり赤黒く変色していきます。また歯周病が進行し歯周ポケットが深くなり歯茎が下がると歯根の側面にも歯石が付着しやすくなり。歯周病の原因である黒い歯石が歯茎の中に溜まると、より一層歯茎が黒くなる原因にもなります。
虫歯
虫歯に侵された部分は、茶色や黒に変色します。虫歯によって溶けたところに、飲食物などの色素が沈着するためだと言われています。
色素沈着
よく歯が黄ばむ原因として色の濃い食べ物を食べたり、タバコがあげられます。歯茎も色素沈着により黒く見えることがあります。歯茎の色素沈着の原因のほとんどは喫煙です!他に紫外線やなども挙げられますが、歯茎の色素沈着は喫煙が一番黒くなる原因となります。
タバコを吸うと外来刺激を受けると組織を守ろうとし、メラニン色素生成します。紫外線を浴びたときも同じで肌を守ろうとしメラニン色素が生成され肌が焼け黒くなります。また、ニコチンは血管収縮作用があるため、歯茎の血行不良を起こし、さらに歯茎の色を黒くしてしまいます。。喫煙による歯茎の黒ずみは歯茎全体に現れるという特徴があり、受動喫煙でも黒ずんでしまう可能性がございますので注意が必要です。
黒ずみの治療
歯茎の黒ずみの原因によって治療方法が異なります。
歯周病が原因
歯周病が原因で歯茎が黒ずんでいる場合は歯周病が中度以上に進行している可能性が高いですので、歯科医院で歯周病を治療することが必要です。軽度の場合は、歯石の除去と適切なブラッシング、歯ぐきのマッサージなど、歯周病の治療によってほとんどの場合改善します。ですので重症化しないよう、早期発見・早期治療が大切になります。歯科医院での定期検診をうけ歯周病を予防しましょう。
虫歯が原因
歯科医院で虫歯の箇所を削り治療を行うことで黒ずみが改善されます。
差し歯やセラミックが原因
金属を使用していないオールセラミックに交換することで黒ずみが無くなります。
タバコが原因
もちろんタバコを控えたり禁煙をすることも良いでしょう。ですが、歯科医院で受けるガムピーリングという方法で歯茎の色を改善することが出来ます。ガムピーリングには2種類あり、薬剤を使用して歯茎の表面を変性させて一層剥く方法であるケミカルピーリング、レーザーによってメラニンを除去するレーザーピーリングなどで改善することが出来ます。